私が司法試験を受けずに司法書士試験を目指す理由は、もちろん難易度の差もあるかも知れませんが、一番の理由は時間がないからです。
確かに弁護士になったり、裁判官になったり、検事になったりできる司法試験は最高の資格といえるでしょう。
一言で言えば無敵の資格です。
ただ、合格までの勉強時間も半端ないと聞きます。
1日、15時間の勉強を数年間してやっと受かったというのもよく耳にします。
その間の収入がストップすれば、それもある意味、機会損失です。
そして合格後も一年間は勉強しなければいけないらしいので、もう30代なかばの私としてはあまりにも時間的リスクが高いということです。
そこが一番の理由です。
以前は合格後の生活費?が支給されていたようですが、最近になって貸与に変わったそうです。
となってくると、数百万単位の借金を背負うことになります。
一方、司法書士試験ももちろん、宅建のように1カ月本気で頑張れば取れるような簡単な資格ではありませんが、
さすがに司法試験ほどではないでしょう・・・・。
というのが率直な感想です。
でも、きっと私のことです。もし仮に司法書士試験に合格して、司法書士として活動していくうちに、活動の不便さを感じ、司法試験に挑戦しようとするような気がします。
ならば初めから司法試験目指し弁護士になった方がいいのではとも思います。
実際に司法書士から弁護士になる人も少なくない見たいです。
そうなると、登記関係の勉強がちょっと無駄かな?って気分にもなりかねません。
そこだけが今のところの心配です。
この方法があってるのかはわかりませんが、私の目標は社労士+司法書士で、ブラック企業に勤める人の後方支援、または代理をすることです。
もしかして、司法書士じゃできない?
私の認識では、司法書士の先生は簡易裁判所の管轄、すなわち140万円以下の訴訟では法廷代理人になれるということです。
小さなトラブルなら解決できる、では解決したいその小さな?トラブルとは何かそれが労働系のトラブルです。
私もあまり福利厚生がしっかりした会社に勤めたことがありません。
そのため、劣悪な労働条件のもと、働いている人を何人も見てきました。そんな人を助けたい!!そう思うようになってきました。
もちろん、ADR裁判外紛争解決手続なら別に社労士だけでいい気もしましたが、できることならば、司法書士として万全をきたしたいという思いもあります。
世の中、搾取されている人があまりにも多いです。底辺の労働者として働いている管理人にはわかります。
そいう人たちを助けたらいいなぁと思っています。今の持ってる資格、行政書士では非弁などのからみもあり、それができません。
そして、労働者側につく、社労士さんってあまりすくないみたいです。